蓄電池コラム

2018年度の再生可能エネルギーの買取価格

公開日:2018.6.28 / カテゴリ:固定買取制度

固定買取制度が終了

2018年度の再生可能エネルギーの買取価格ですが、これは産業用と住宅用で価格は異なります。

2018年度は固定買取制度があるため、住宅用なら産業用よりも高額で買取をしてくれますし、余剰電力を売電することが出来るので、利益を得ることが可能です。次に産業用の場合は住宅用の場合に比べると固定買取制度を利用して売電をすると安い料金になってしまいます。

但し、産業用の場合は余剰電力を売るだけではなく、全ての電気を売電することが出来るので、住宅用の方が良いとは一概には言えない状態です。

どちらにしても2018年度は固定買取制度があるため、価格が崩れる心配もなく、安定して利益を得ることが出来るので安心です。但し、この固定買取制度は2019年になると住宅用の物に関しては終了してしまいます。

固定買取制度は2018年度中は利用することが出来ますが、2019年になると利用することができなくなるので注意が必要です。

2019年以降、住宅用の売電は自身で選ぶ必要がある

大きな土地を持っている方であれば、住宅用から産業用に乗り換えることも出来ますが、ほとんどの方は乗り換えることが難しい状況です。

今までは再生可能エネルギーをそのまま買い取りしてもらうことが出来ていたので、困ることはありませんでしたが、2019年になると今まで通りにはいかないので、自由契約をするのか、自家消費にシフトをするのか考えておく必要があります。

産業用の場合は今後も買取を続けてもらうことが出来るので、安心ですが、住宅用の場合は今後は買取ができなくなるので注意が必要です。

産業用に関しては自家消費や自由契約を気にする必要はありません。住宅用のみの話となり、今まで産業用よりも高額で売電をする事ができていましたが、これからは売電先を自分で開拓をするか、自家消費をするかの二択になります。

どちらを選ぶかによって生活のスタイルも変わってくることになりますので、家族が居る方は家族できちんと話し合いをする必要があります。

とても大切な問題になりますので、一人で決めてしまうと後々トラブルにもなる事柄になるため注意が必要です。

家族で話し合いをして、電気の問題について解決することが出来る手段を見つけることができれば、これまで通りに暮らしていくことが出来ますし、2019年問題を考えることもなくなるので安心です。

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