太陽光発電のパワコンの寿命は何年くらい?
公開日:2018.7.20 / カテゴリ:太陽光発電
目次
環境に優しくエコなエネルギー
日本では太陽光発電が注目を集めています。太陽光発電は太陽電気を利用して電気を作ることができます。
地球温暖化は世界的な問題になっていますが、地球温暖化の原因のひとつは二酸化炭素です。太陽光発電は発電するときに二酸化炭素を出さないクリーンなエネルギーなので、世界中で注目されています。
発電された電気の使い方
太陽の光を利用した発電の仕組みはシンプルです。太陽電池モジュールで太陽の光から電気を作り出し、太陽電池で発電した電気はパワーコンディショナーに集めて家庭で使える電力にします。
発電効果は晴れた日中に最も高くなり、電力会社に売る電気の量も多くなります。天気が悪い日は発電量が減ってしまうので、足りない分は電力会社から買って補います。
日本では夏になると電気の消費量が急上昇して電力の供給に問題が生じることもありますが、太陽光発電システムがあれば電力の消費量を抑えることができます。
日中発電した電気は家庭の電力として使うことができ、その分の電気代は抑えることができます。また余った電気を電力会社に売ることができ、面倒な手続きは必要なくスムーズに売れ、売電分の電気代は毎月指定口座に入金されます。
日本は地震が多い国で台風などの被害を受けるリスクもあります。自然災害で停電になった場合でも自前で電気を供給できるシステムがあれば安心です。
電気に変換するパワーコンディショナーとは?
太陽のエネルギーを活用した発電システムで重要な役目を担っているのがパワーコンディショナーになります。
パワーコンディショナーには主に3つの役割があります。ひとつは太陽光パネルで発電した直流電気を交流に変える役割です。パワーコンディショナーの変換効率が高ければ、それだけ発電した電気を効率よく使えることになります。
太陽光パネルが作り出す電気は気候の変化などに合わせて変化します。パワーコンディショナーは安定して電気を取り出せるように調整する機能があります。パワーコンディショナーには事故を防ぐために保護機能が組み込まれているので、電気製品や系統をトラブルから守ることができます。
重要な役割を担っているパワーコンディショナーの寿命を把握することで、太陽光発電システムを長く快適に使うことができます。パワコンと呼ばれるパワーコンディショナーの寿命は10年から15年くらいです。システムを設置して10年経ったら1度点検し、必要に応じて部品の交換などを行います。