蓄電池コラム

「蓄電池などの自家消費」が卒FIT後の主流へ?!

公開日:2019.2.28 / カテゴリ:蓄電池

太陽光設置者の54%が卒FIT後「蓄電池などで自家消費」と回答住宅用太陽光発電の固定価格買取制度(FIT制度)。
2019年11月から余剰電力を固定価格で買い取る期間が順次満了を迎えます。

住宅用太陽光発電設備をお持ちの皆さんは、卒FIT後の準備を進めておられますか?対象世帯50万件以上にのぼるとも言われる中、他家庭の動向は気になるところかと思います。

そこで、株式会社グッドフェローズが19日に公表した「太陽光発電と卒FITに関するアンケート調査」結果から、卒FIT後の動きをみてみたいと思います。

「自家消費」54%で1位、「売電」31%で2

株式会社グッドフェローズの「太陽光発電と卒FITに関するアンケート調査」は、今年1月に太陽光発電を設置している全国の男女967名(タイナビユーザー)を対象に行われました。

住宅用太陽光発電設備をお持ちの方が最も気になる「10年の売電期間が終了したら、あなたはどうしますか?」との問いに、回答者の54%が「『蓄電池やエコキュート』などを購入して、自家消費する」と答えました。

『自家消費』と回答した人のその理由は?というと。
「(自宅が)オール電化で、その方が経済的だから」(大阪府、30代男性)
「電気代を安く抑えたいから」(富山県、30代男性)
など、家計への経済効果を期待する一方で、

「電気料金が値上がりしそうだから」(大分県、60歳以上男性)
と上昇する電気料金への懸念を抱く声もありました。

家計以外にも、
「震災を経験し、エネルギー自給意識が高まったから」(岩手県、40代男性)
「昨年の台風による長期停電時に、昼間だけでも太陽光による発電の恩恵に授かることができたが、余剰発電分を蓄電し、夜間にも自家消費に回せるようにしたい」(静岡県、40代男性)
など、自然災害による停電経験でエネルギーの自給自足に対する意識が高まったという人もおり、災害対策の一つとしての認知度も上がっています。

売電する理由とは?

『売電する』と回答した人のその理由は?というと。
「新たな設備投資はしたくないから」(静岡県、50代男性)
「年金生活者なので出金を抑えるため」(大阪府、60歳以上男性)
など、蓄電池の購入など新たなコストをかけたくないという声が。
「一番簡単にできそう」(兵庫県、30代男性)
「面倒なことがしたくない」(愛知県、30代男性)
といった、とにかく手間をかけたくないという声も多数ありました。

蓄電池を持っている人の86%が満足!

「蓄電池を保有していますか?」との質問に、回答者の9%が「保有している」と回答。

さらに「蓄電池を購入した主な理由はなんですか」という質問の回答は下記の順でした。

1 「非常用電源としての使用のため」(全体構成比47%)

2 「光熱費削減のため」(同36%)

3 「売電期間が終了するため」(同13%)

4 「その他」(同4%)

次に「蓄電池を購入したことに満足していますか?」との問いに、86%が「はい」と答えました。

その理由については、
「蓄電池も併用することにより購入する電気を抑えられるため」(長野県、40代男性)
「時間帯別料金で深夜電力を貯めて太陽光発電を効率的に運用できるから」(京都府、30代男性)
など、効率的に電気料金を抑えられたという声が多数を占めました。

災害時の備えとして
「小さい子どもが怖がらないので、停電があったときに安心だから」(広島県、30代女性)
「胆振東部地震を経験したから」(北海道、30代男性)
と、蓄電池に期待する声もありました。

蓄電池欲しいが69%占める!

蓄電池を保有していない人に「蓄電池は欲しいですか?」と質問したところ、69%が「はい」と答えました。

また、停電時に家電を使える時間が、

小規模蓄電池(3kWh程度)約8時間分
中規模蓄電(5kWh程度)約13時間分
大規模蓄電池(10~12kWh程度)約32時間分
と仮定した上で、「蓄電池を購入するとしたら、どのような蓄電池が欲しいですか」と問い掛けたところ、
54%が中規模蓄電池(5kWh程度)と回答しました。

この結果から、停電発生時には半日分の電力を賄えれば安心だと考える人が多いことが分かりました。

備えあれば憂いなし!
卒FITを機に蓄電池などを導入するご家庭が増えそうです。

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