蓄電池コラム

蓄電池を導入して、電気を「自給自足」する暮らし

公開日:2018.6.30 / カテゴリ:蓄電池

高騰する光熱費を軽減する

現代の生活を営むためには電気とガス、水道は欠かす事ができない重要なライフラインになっており中でも電気が使えない状況に陥ってしまうとインターネットや携帯電話の使用など他の事柄にも問題が派生してしまいます。

しかも、年々電気に頼って使用する製品の数は増加傾向にある上に、一つ一つが消費する電力消費量も多く設定されているため、節制していても高額な電気料金が請求されやすくなっています。

そのように、いざという時の事に思いを馳せたり、日頃の負担を軽減させたいという時に最適なのが、蓄電池の導入を行い自給自足で電力を賄うという生活の仕方です。

電力会社に頼らない電気のある暮らし

これまで何気なく頼ってきた送電される電気に頼らずに生きていく事をオフグリッドと呼ぶのですが、グリッドというのは電力会社が送電のために整備している送電線の事を指し、グリッドに頼らずに生活する事からオフグリッドと名付けられています。

生まれたのはアメリカであり、アメリカ国内では世界的に見ても電力自由化が行われるのが早かった事を受けて長い歴史があるのですが、日本を含めたその他の国ではあまり知られていない仕組みでした。

しかし、2011年に起こった未曾有の災害により日本国内では著しく防災への意識が高まりを見せた事によって、一気にオフグリッドという生活の仕方が浸透し根付きつつあります。

もちろん、そうした生活が可能になったのは各設備の品質が高くなった事が関係しているのですが、中でも大きく影響している事は蓄電池の性能アップです。

かつての蓄電池は電力が貯められる容量が小さかった上に貯めるまでの時間が長く、尚且つ変換の際に本来の発電量よりも小さくなってしまうという欠点がありましたが、技術の進歩に伴い太陽から得られた電気をそのまま無駄にせずに蓄電池に貯められるようになっています。

電力の自給自足でECOな暮らしを

実際に既に自給自足の生活を送っている人々の中には1ヶ月あたりの電気料金が1000円にも満たない方が少なくないのですが、いざという時の事を考慮して送電は断ち切っていないという配慮も行っています。

いきなり全ての送電を断ち切って自給自足のみに頼るしかないと言えば、誰もが不安視し非常にハードルが高く感じられてしまうものですが、送電を残しておき蓄電池に残っている電気だけでは足りないという時に、これまでのように電気を使えば不便をしない日々が営めます。

そして、必ずしも仰々しい設備を設置する必要は無く畳程度の持ち運びができるソーラーパネルからオフグリッドを始めてみるのも良いでしょう。

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